2020年8月
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2020年08月27日
今、あなたの前にいるのは、私だから
あなたの後ろには過去があってあなたの前にあるのは、未来ならいいのだけど今、あなたの前にいるのは、私だから これは続くのかこれは確かか希...
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2020年08月20日
ここで落としたいんだから、あざとくするのは当然でしょ?
朝7時。玄関のチャイムを鳴らす。少し時間が立ってからゆっくりとドアが開いて、ボサボサ頭の君が姿を表した。 「ごめんね朝早く」「いや、全...
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2020年08月13日
あの人と別れてよかったな、と思う。
綺麗な鮮血だ。少しピンクが混ざったような、まるで可憐な花のような。生理の血が、やたら綺麗な色になりはじめた。 以前はひどかった。苦々し...
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2020年08月08日
はやく焼き尽くされて荒野になってしまえばいいのに
さよならだとは思っていない 白い息が出なくなった晴れの日が多くなった心地のよい風が吹いたそっと、桜の花びらが舞ってきた 芽が出た足元の...
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2020年08月06日
あなたが、あなたらしく生きてくれれば、それでいい。
今だからはっきり言えるよ。私は、あなたが、とても大切。 着信音が鳴った。画面の時間を確認する。日付はいつのまにかかわってて、夜中の1時...